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口の中には、口臭の原因となる口内細菌の巣が2カ所あります。1つは、歯と歯ぐきの間のすき間である「歯周ポケット」。ここに巣くう歯周病菌は、強い口臭の最大の原因です。歯ぐきが腫れて、歯を磨くと血が出るような人は大抵はここが原因です。顕微鏡で歯周病菌の種類やカビ菌を特定して、その菌に合わせた薬を投与していきます。自覚症状の強い方ほど1週間後の変化を大きく実感しています。お薬は菌によって変わってくるので、顕微鏡によるチェックが必要なのです。 |
![]() 上が初診の菌叢の状態 |

などなど他にもたくさんの変化がおきます。 顕微鏡を見る事で、菌叢を確認する事ができ、きちんとした説明を受け、これからどうやって管理すればよいのか相談していくことができます。

口臭には、起床時など健康な人にもある生理的口臭、食べ物に由来するものなどがありますが、一般に問題になるのは「他覚的口臭」と呼ばれるものです。呼吸気管を介する呼気性口臭もありますが、意外と口腔そのものに原因があるケースが多いようです。上記にもあるように、歯周病によるものと、舌苔由来のものです。当院は口臭専門の外来を設けているいるので、気になる方は一度受診に来て下さい。
ちなみに、口臭外来を受診される方のうち相当数が「自覚的口臭」つまり他人には感知しない実態のない口臭によるものです。他覚できない呼気性ガスの可能性もありますし、まったくの心理的原因による場合もあります。また、現時点で口臭がなくても「臭うかもしれない」と恐怖症的になってしまっている方もいるそうです。
メンタルな部分も入ってきますが、精神科を受診されても治らない場合が多く、歯科で切ってしまうこともできません。患者さん自身は歯科領域に原因があると思っているわけですし、やはり歯科を通じて「治して」いくことが早道に思えます。 私たちは心理的な部分までカバーできるように努力し治療していきます。


