口の中には、口臭の原因となる口内細菌の巣が2カ所あります。1つは、歯と歯ぐきの間のすき間である「歯周ポケット」。ここに巣くう歯周病菌は、強い口臭の最大の原因です。歯ぐきが腫れて、歯を磨くと血が出るような人は大抵はここが原因です。顕微鏡で歯周病菌の種類やカビ菌を特定して、その菌に合わせた薬を投与していきます。自覚症状の強い方ほど1週間後の変化を大きく実感しています。お薬は菌によって変わってくるので、顕微鏡によるチェックが必要なのです。
もう1カ所は、舌の奥が白く苔状になる「舌苔(ぜったい)」の部分です。これは、病気やストレスで、だ液の分泌が減少すると現れます。舌苔を増やさないためには、1日1回1〜2分ほど、柔らかめの歯ブラシで、舌の奥を縦方向に軽くこするとよいでしょう。 |
上が初診の菌叢の状態
下が1週間後の非常にキレイになった菌叢の状態 |